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2011年6月26日 (日)

ご来場ありがとうございました。

第4回猪山寄席、無事(?)終了いたしました。正確な数字ではないですが推定70名のお客様にお運びいただきました。ありがとうございました。

確か前回は名ビラを忘れてて、足袋を右2つ持っていったこともあるし…今回は自分の持ち物は完璧でした。でもチラシ大量印刷した分忘れてて、予備校に出かける直前の男前に頼んで池田駅まで持ってきてもらいました。

午前中は落語みゅーじあむでお稽古。猪山メンバーの絹馬、青波、央志ん、風鈴は早めにお稽古つけてもらいました。直前のお稽古ゆえかもうガチガチの終盤「火焔太鼓」。ほんまにこんなんで本番を迎えることができるのかsign02 お昼は4人で麺類をあっさりいただき、いざ会場へ。

でも会場で準備している時、記名帳を忘れていることに気づきましたweepが~んsign03 でも受付時間は間近、取りに戻っている時間がないのであきらめました。

今回は「火焔太鼓」をやるにあたっていつも以上にプレッシャーかかっていました。それなのにウチで通しでお稽古したことすらなく、先週伝楽亭に行く前に落語みゅーじあむで自主練1回(ボロボロ)。人前で通したのは先週の伝楽亭が最初でした。今回は一般のお客様を呼び込みたかったので、直前にチラシを配りに駅前をチラシ持ってウロウロ。チラシ配りを仲間にバトンタッチして直前にネタ帳見ながらおさらいを始めたけど、かみまくるし、もう全然セリフが頭に入ってないwobbly とても仲間の高座を聞く余裕なく(ごめんね)、「あ~もう帰りたい」って思ってました(←高座に上がる前はたいていこうなる)。

高座に上がる直前には、1個だけ「これだけはやろう」と思うところ決め腹をくくりました。おかみさんが三百両を見せられるシーンで倒れないように柱につかまるところ。「あんたこれでええか」のところです。あと伝楽亭で一席やったあとにどうしても言いたくて付け加えたセリフ「そこまでしておまんまが食べたいかねぇ、あんたもかわいいところがあるなぁ」。

「女の利口と男のバカはつっかうってんだ」はうまく大阪弁に変換できず、入れられませんでした。「利口な女とあほな男はつっかうってゆうんや」って言いたかったんですけどねー、やっぱり江戸弁のオリジナルのカラリとした感じにはならないんですよねcoldsweats01

ちなみにつっかうというのは「突っ支う」と書いて相手の足りないところを支えあうみたいな意味だそうで…お互い相手の足りないところを支えあうみたいな意味だそうです。馬鹿な亭主の足りないところを利口なおかみさんが補助して、利口なおかみさんに足りないところを馬鹿な亭主が補助する…それでふたりはハッピーエンドhappy01heart04 利口なおかみさんの言う通り1分(いちぶ)で太鼓を売っていたら儲けはありませんもんね。

あとキーワードの一分(いちぶ)や三百両が今のお金でどれだけの価値があるか…先輩諸氏に聞いてやってみました。1両は4分(よんぶ)。時代設定で変わるけど、1両は12,000円、60,000円、100,000円説がありました。でも高津の富では一分はほんまにはした金のイメージですし…ムツカシイですね。私は1両60,000円のイメージで三百両は60,000×300=18,000,000円のイメージでやってみました。

まだまだ反省点は山積み。定吉が太鼓たたくところはもっと楽しく、リズミカルにすっきりしたい。小判三百両をもらうところの驚き方は単調にならないようにテンポよくしたい。やっぱり三百両は男着物ですっきり持って帰りたい。小判三百両をもらって帰る妄想シーンをもっとアホっぽくしたい。女房に三百両見せるところも女房の態度が変わっていく様をもっとおかしくやってみたい。なんだかんだ言って、やっぱりふたりはつっかえあって仲のいい夫婦…これを見せたい。

今までのネタでこれだけ苦しんだのは初めてで、これだけ反省したのも初めてでした。でも仲間が「今までのネタ…たとえば泥棒ネタより今日の火焔太鼓が一番なりきってた、はまり込んでいた」…みたいなことを打上げで言ってくれて(←酔っぱらっててハッキリ覚えていないcoldsweats01)うれしかったです。

あまりのプレッシャーで写真撮ることをすっかり忘れておりました。幻の第4回猪山寄席になりそうです。

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コメント

よかったですね とってもよかったですね
読んでるこっちまで、ワクワクしてきちゃいます

高座を見ていないですけど、打ち上げで一緒に飲みたかったなぁ~って感じです 

何度もやりましょうよ。風鈴さんの『火焔太鼓』を聴きたいってみんなが言ってくれるようにね
応援してまぁ~す 

投稿: ちゃん平 | 2011年6月26日 (日) 22時58分

通しは2回目って言ってはったけど、なかなか良かったですよ。私の前に座ってたおばさん(ミュージアムの一年生です)なんか絶賛してましたよ。この度は帯の柄確認出来ませんでした。

何にしても今回は赤組の圧勝でしたね。

投稿: もぉくもく | 2011年6月27日 (月) 09時03分

お疲れさまでした!
苦しければ苦しいほど、喜びは大きいですよねっ!
見たかった。聴きたかった。
掛け声かけたかった(ゆ乃月さんのようにはできませんが)
風鈴姐さんの情熱、感じましたっ。

投稿: 小夏 | 2011年6月27日 (月) 17時21分

ちゃん平さん
このブログに書いてある
「火焔太鼓がよくわかるflairワンポイントレッスン」は
ほとんどちゃん平さん情報であることを
この場を借りて皆様にお伝えします。
もう…お恥ずかしいったらwobbly

ちゃん平さんに「何度もやりましょうよ」と
言われたら…こりゃ何度もやるしかないでしょう。
ドリカムじゃないけど「何度でもnote
できればやりたい「火焔太鼓大会」。
あくまでも打上げメインで、ねwink

投稿: 風鈴 | 2011年6月27日 (月) 23時05分

もぉくもくさん
もぉくもくさんに「オバサン」って呼ばれた方は
一体どこのどなただったのでしょうかcoldsweats01
もしかしてもぉくもくさんのお身内の方ですかsign02
あちこちにもぉくもぉくさんが送り込むスパイ(?)が
おられるからなぁcoldsweats01油断大敵。

ところで、今回の「火焔太鼓」では、
太鼓柄の手ぬぐいも帯も着物も用意できませんでした。
実は…古い○○○○をマクラで出すつもりだったんですけどね…
諸事情で出せませんでした、残念sweat02

投稿: 風鈴 | 2011年6月27日 (月) 23時13分

小夏さん
情熱ぅsign02
私にあるんだか、ないんだかcoldsweats01
今回は本当に苦しかったんですけど
(お稽古しててあんまり楽しくなかったんですweep
いや、楽しくないからお稽古しなかったのかも知れません)
やり終えてようやくこれはまたやらねばという想い、
やればやるほどおもしろくなっていきそうな予感が…。
それだけ底力のあるネタなんですよね。
やる人違えば味わいが全く違う。
当たり前か。
上方ではあまりやっている人聞かないのですが
それでも私の周りではやってる人多くて。
なんだかうれしいのですhappy01heart04

投稿: 風鈴 | 2011年6月27日 (月) 23時22分

お疲れ様でした〜
充実した発表会だったみたいで、よかったですね〜
江戸版じゃなく、上方版だったんですね?
上方のプロでやってる人もいるし、ネットにも出てる(世紀末亭)のに、自分で江戸版を上方版に直したんですね?すごい!
苦労したネタは愛着もひとしおですよね。

実はこれ、高校のころからやりたかったネタの一つですが、同じ会の先輩がやるまで遠慮してた…
9月にその先輩がネタ下ろしの予定なので…
ムフ
(^-^)
小夏さん、風鈴さんがやり飽きたころ、いつかやりたいですね。

投稿: ミル | 2011年6月29日 (水) 18時55分

ミルさん
そうです。私がしたのは上方版です。本当は江戸版で
したかったのですが断念。残念sweat02
元ネタは坊枝さんの「火焔太鼓」です。
でも志ん朝師匠のを聞くとかっこよくって
やっぱりやりたくなってそこへ上書きして
最終的には元ネタとは雰囲気違う
長いネタになってしまいましたcoldsweats01
もちろん枝三郎師匠にもネタ本手直ししてもらいました。

やはり先輩はゼッタイなんですね。
難しいですよね、芸事の世界って。
ではミルさんは9月以降に解禁ですね。
「全国火焔太鼓大会」って…やってみたいですね。
聞き手がしんどそうsweat01
風鈴、池田市代表でエントリーします♪

投稿: 風鈴 | 2011年6月30日 (木) 00時31分

先輩と言っても…
同じ日に入った30分先輩です(爆)
紳士でインテリで優しい人ですが、お互いにやりたいネタを喋ったら、かぶってたので…私のほうから「お先にどうぞ」って…。
私がやるのを待ってる人もいるから、さっさと稽古はじめるか…

風鈴さんは何分くらいでやったの?

投稿: ミル | 2011年6月30日 (木) 05時57分

ミルさん
小説「しゃべれどもしゃべれども」にも
先輩が国分君に「オレより先にやりやがって」みたいな
セリフありましたねcoldsweats01
私の火焔太鼓は…何分なのかなぁ、
たぶん25分くらいかと。

投稿: 風鈴 | 2011年6月30日 (木) 07時08分

 皆さんの熱く真摯な「火焔太鼓」への取り組み、頭が下がります。このブログではないですが、風鈴さんに「太鼓仲間」にしていただき光栄です。
  池田での「ちりとてちん」を、先輩方に無理を頼んで岡山にそのままもっていくというわがままの会、(昨年に続いて2回目)で「火焔太鼓」演りました。
 「火焔太鼓」は落語の面白い要素がたっぷりあり、庶民の夢の詰まった話というイメージをもってます。私は、枕で「妻に虐げられている己」を自分なりに表現しました。根多でも「この夫婦の会話は実生活を思い出してしまう」とか、三百両を見た女房に「お前さん、惚れ直したよ」と言わせ、「よし、いつか実生活でも言わせてやる!」と言うとか。聴く人によれば「あっそ、勝手にやれば」という感じのものでした。しかし、「落語の登場人物をうまく引き合いに出した」という評もあったのはありがたいと思ってます。
  下げは「半鐘」で演りました。一昨年「伝楽亭」での初演では「太鼓はドンドン儲かる」で演じましたが、(今回が2回目)やはり「半鐘」は調子がいいと思いました。
 皆さんの「『火焔太』論」でまた勉強いたします。

投稿: 東家三ん生 | 2011年7月 3日 (日) 22時19分

三ん生さん
きゃ~、「太鼓仲間」だなんてhappy02
今年、池田で再び(みたび?)お会いできたら
「太鼓」談義しますか?
「転宅」談義しますか?
ワクワクしてきましたhappy01

投稿: 風鈴 | 2011年7月 3日 (日) 23時13分

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